BackacheEngineerの技術的な備忘録

技術系でいろいろ書けたらなーと

Windows 11: WSL2 による Ubuntu 環境構築

タイトルのとおり、Winsows 11 で WSL2 の Ubuntu 環境を構築していく。

最初は前回記事みたいに仮想環境でやってたんだけど、「あれ、WSLで全部いいんじゃね?」ってなってしまって、 結局こっちにした。

目次

はじめに

今回は Windows 11 前提で書く。 WIndows 11 はまだプレビュー段階で、Dev Channel に入らないと Windows のアップデートすらできないはず。

なんで Windows 11 の環境でやるかって、この OS のバージョンから WSL の環境構築がむちゃんこ簡単になるから。

ではやっていく。

WSL の Ubuntu 環境構築

まずは Windows Powershell を開く。

下記コマンドを打つ。

wsl install -d Ubuntu-20.04

おわり!! あとは待つだけ。

いやー、簡単すぎる・・・。 ちなみに、インストールできるディストリビューション( WSL でインストールする OS )は 下記のコマンドで見れる。

wsl --list --online

もひとつ、Ubuntuのインストールが終わるとユーザ名とパスワードを設定してくれと言われるのでちゃんと設定する。

注意点として、このインストールは WSL だとできない。 WSL 2 にアップデートする必要がある。 ということで下記にちょろっとまとめておく。

WSL 2 への更新

GUIインストーラでサクッとできるので紹介。 安心と信頼の Microsoft 公式ドキュメント。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/wsl/install-win10#step-4---download-the-linux-kernel-update-package

ここの「最新のパッケージをダウンロードします。」からインストーラをダウンロードして実行するだけ。 とっても簡単。

ただ、上記のドキュメントでも紹介しているとおり、WSL 2 を既定のバージョンにするのを忘れずにやっておく。

下記コマンドを実行する。

wsl --set-default-version 2